たまねぎの効果

玉ねぎの特徴

ねぎと同じユリ科の仲間

日本には明治時代に導入されたのですが、今や完全に土着して、日本列島いたるところに玉ねぎ畑が見られます。日本はアメリカに次ぐ世界第2の玉ねぎ生産国となっています。国内での収穫量は、大根、キャベツに次いで第3位です。 特有の臭いは硫化アリルなどのイオウ化合物の臭いで、玉ねぎを切ると涙がでてくるのも、この成分のためです。この成分、栄養面では優れた特質があります。

硫化アリルには強い殺菌力があります。辛みの強い玉ねぎほど傷みにくく、病害虫に強いのはこのためです。

たまねぎ

玉ねぎの栄養・効能

硫化アリル

特筆すべき成分は玉ねぎの刺激成分である硫化アリルなどのイオウ化合物です。硫化アリルは非常に揮発性の高い成分で、玉ねぎを切った時に涙がでるのはこの成分が原因です。硫化アリルは加熱すると非常に糖度の高いプロピルメルカプタンという物質に変化します。玉ねぎを加熱すると甘くなるのはこのためです。

高血圧や糖尿病に

硫化アリルは動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があります。最近よく言われる「血液がさらさらに」というのはこの効果です。この作用で、高血圧、糖尿病、動脈硬化、脳血栓、脳梗塞などの予防に効果があります。

疲労回復、精神安定に

硫化アリルはビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで体内にビタミンB1を長く留め、ビタミンB1の吸収を促進するはたらきがあります。ビタミンB1は、糖質を素早くエネルギーに変える栄養素で、不足すると、疲労、食欲不信、不眠、イライラなどの症状がおこります。 食欲増進に 硫化アリルは、胃の消化液の分泌を高め、胃のはたらきを改善し、食欲を増進させる作用があります。

がん予防に

玉ねぎにはケルセチンというポリフェノール成分が含まれています。ケルセチンは、特に外皮に多く含まれています。ケルセチンには抗酸化作用があり、がんや老化などの活性酸素が引き起こす病害の予防になります。また、ケルセチンには体内に摂取した脂肪の吸収を抑制するはたらきがあり、ダイエットにも有効です。 玉ねぎに含まれる硫化アリルは解毒酵素(発ガン物質を無毒にする)を活性にする、活性酸素を除去する、の二つの作用で癌を防ぎます。玉ねぎを刻むとイソシアナートができます。これは発癌物質で発生させた癌を効果的に抑えることが確認されています。 また、寝つきの悪い時や不眠の時、薄くきざんだ玉ねぎを枕元に置くと寝つきがよくなります。

糖尿病に対する抜群の効果

ケルセチンは活性酸素を消去する

玉ねぎに含まれる黄色色素ケルセチン、ケルセチンを多く摂っている人には心筋梗塞が少ないことから注目されています。これはりんごや赤ワインにも含まれていますが、玉ねぎに特に多い。

血管の若さを保つ

硫黄化合物、食物繊維が高脂血症や高血圧を予防する。 たまねぎに豊富に含まれる硫黄化合物(ジサルファイト類、チオサルフェート類、催涙物質、サイクロアイリンなど)や食物繊維などは血中コレステロールや中性脂肪を下げる作用があります。またこの硫黄化合物には血圧を下げる働きがあるとも言われています。

たまねぎ